歯並びについて
矯正をするにあたって、悪い歯並びとは どんなものがあるかご存知ですか?
歯と歯の間にすき間や 上下の歯がきちんと噛み合っていない事を
歯科専門用語で「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。
◆主な不正咬合の種類
①上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」。日本人に多い。
上の前歯が下の前歯に対して前方に大きく出ている状態。
②下顎前突(かがくぜんとつ)
反対咬合(はんたいこうごう)とも言う。いわゆる「受け口」。
上の前歯より下の前歯が前に出ている状態。
③上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下とも前歯が出ている状態。口が閉じにくい。
④叢生(そうせい)
「八重歯」や「乱ぐい歯」。
歯並びがデコボコだったり 歯が重なり合って生えている状態。
⑤開咬(かいこう)
歯を噛み合わせた時に奥歯は噛み合っているが 上下の前歯が全く接触しない状態。
⑥交叉咬合(こうさこうごう)
上下の奥歯が横にずれていたり 前歯の1部が前後逆になっている状態。
⑦過蓋咬合(かがいこうごう)
上の歯が下の歯に必要以上にかぶさり 前歯の噛み合わせが深すぎる状態。
⑧空隙歯列(くうげきしれつ)
いわゆる「すきっ歯」。歯と歯の間に隙間がある状態。
これらは代表例ですが、1人1つということではなく
様々な種類が複合していることが多いので、世の中に 同じ歯並びの方はいません。
あなたの歯並びはどれが当てはまりましたか?
世界に一つだけの歯を大切に使っていきましょう!